自分の使いやすい風呂敷のサイズを選ぶ

何でも包むことができて、柄も豊富なことで若い人の中でも人気がある風呂敷は
袱紗として冠婚葬祭などでも使用することができます。
色にさえ気を付ければ、なんでも包めてかさばらないので非常に便利です。

大きさはいろいろあり、巾という横の長さで表されます。
一巾は約36センチで中巾は45センチで、それから布団を包める大きさまで
10種類ほどあります。

中巾は便利な大きさなので、慶弔どちらにでも使える
紫か紺の無地のものをひとつ持っておくと重宝します。
いざというときさっと使えて、それでいてちゃんとした印象があります。

便利な風呂敷の色

風呂敷を袱紗として使うときの注意する点がいくつかあります。

慶事では色は明るめの赤や朱色のものを選び、広げた中央に金封を置きます。
金封を正面に見て左からたたみ、最後に右が被さるようにします。

弔事の場合は、悲しみの気持ちを表すように深い暗めの色を用います。

たたみ方は逆で、中央に香典袋を置き右からたたみ、最後は左が被さるようにします。

このように、風呂敷は袱紗としても使えますが、たたんでカバンに入れておけば
荷物が増えたときやお土産を買ったときなどにも便利ですのでおすすめです。

様々な大きさの箱はもちろんワインやスイカのような、どんな形にも
応用が効く非常に便利なツールとして活躍する風呂敷ですが、
贈り物に使うときは、結び方にも気をつける必要があります。

古くから使われているものだから、マナーもきちんとしたいものです。

風呂敷を使うマナー

相手を不快にさせない!冠婚葬祭におけるマナー

冠婚葬祭にはマナーがあります。
家族単位でのお付き合いのなかで知っていて当然なマナーをマスターし
どんな場面でもそつなくふるまうことが出来る人はとても素敵です。

仲の良いお友達に結婚祝いを贈るときでもきちんとマナーを守ることが大切です。
品物を贈るのであれば、ほかの人と同じになってしまったり
持っているものを贈っては困るので、必ず事前に希望を聞き
結婚式の1週間前までに送ります。

結婚式にご招待されたならば、おめでたい場で使ってはいけない言葉があります。
使ってはいけない言葉(結婚式)は「別れる」「切れる」「終わる」などを
連想させることばはもちろんですが、「たびたび」や「重ね重ね」など
同じことを繰り返す言葉は使わないように気をつけなければなりません。

お通夜、お葬式に行く際は香典は必ず袱紗に包んで持参します。
汚したり折れたりしないようにするためです。

受付の前に上着を着ていたら脱いでからご挨拶をして香典を差し出します。
マナーはたくさんあります。

最近はインターネットにまとめられて載っているので、チェックしておくと勉強になります。